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臨済宗(臨濟宗、りんざいしゅう)は、中国禅宗五家(臨済、潙仰、曹洞、雲門、法眼)のひとつで、唐の臨済義玄を宗祖としています。彼は『喝の臨済』『臨済将軍』の異名で知られ、豪放な家風を特徴として中国禅興隆の頂点を極めました。公案に参究することにより見性しようとする看話禅(かんなぜん)であり、座禅に徹する曹洞宗の黙照禅と比較されることがあります。
1337年、関山慧玄により始まる。本山は京都の妙心寺。塔頭寺院には、桂春院・春光院・退蔵院などがあります。末寺3,400余か寺を持つ臨済宗最大の宗派。
妙心寺(みょうしんじ)は、京都市右京区花園にある臨済宗妙心寺派大本山の寺院。山号を正法山と称する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は花園法皇、開山(初代住職)は関山慧玄(かんざんえげん、無相大師)である。日本にある臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,500か寺を妙心寺派で占めています。近世に再建された三門、仏殿、法堂 (はっとう)などの中心伽藍の周囲には多くの塔頭寺院(たっちゅうじいん、子院)が建ち並び、一大寺院群を形成しています。平安京範囲内で北西の12町を占め自然も多いため、京都市民からは西の御所と呼ばれ親しまれております。
一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう
人間の尊さにめざめ 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう
生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう
わが身をこのまま空なりと観じて、静かに坐りましょう
衆生は本来仏なりと信じて、拝んでゆきましょう
社会を心の花園と念じて、和やかに生きましょう
座禅(静坐)をして精神を統一することにより、此の本来清浄な自分の心を自身で体得、承知、する宗旨を「禅宗」と申します。
たとえ直接自分が坐禅(静坐)はしなくても、自分の清浄な心を形に現したものが、仏像であり、自分の清浄な心を文字に書いたものが、お経であり、自分の清浄な心を反映したものが、一切の人々でありますから、仏像を礼拝することによって、本来清浄な自分の心に立返り、一切の人々に供養(親切に)することに よって、本来清浄な自分の心に立返り、そうして、本来清浄な自分の心に立返ることが、自他ともに、永遠なる希望と光明と心の安らぎをもたらすものであ る、と信じて実行することを「禅宗の信仰」と申します。